無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

水曜日, 11月 30, 2016

エマニエル・トッド氏の教え

安倍内閣支持率調査サイト、既に8000人を越えました。2000人の頃は不支持が96%支持が3%でしたが、参加数が多くなるに連れて、支持率上昇5%台に迫る。不支持率は若干減少して93%に落ち着きました。
説明も何もないため理解力のある方が初めに多数、現政権に信を足るところが無いことをお解りな方々なのでしょう。
現政権を支持されている大多数の方々は、騙されていることに気づかないオットリした方々なので、投票行動に移れず、しばし時間を置いて投票に馴染んだのでしょう。
この結果を総合すると、NHKやマスコミの方々も含めて、現政権の支持率が50%を越えていると報道されていることは、日本人の大半の方々の頭がひどくゆるくなっている現象が看て取れます。
昨今の事件を解析すると、TPPが発効しないとしても、日本の現政権は大企業よりの政策に本気で、すなわち輸出を以って彼らの景気を回復させようとしている。
これは、国内の消費や景気を回復させるのではなく、大企業に外国での稼ぎを保証し、且つ消費税の内の輸出戻し税を還付させる。
すべてのお金の流れを、個人から大企業に向かわせる政策が明確になった。
また、年金の減額の仕組みをまやかしの論理で進めている。
物価が上がったら、年金が上がるのが当たり前なのに、ナゼか賃金を持ち出して、賃金が下がったら年金が下がる説明をした。
賃金が上がったらという設問がない。結局物価が上がっても関係なく、正規雇用者と公務員の賃金は上げるが、ニートや派遣が因子となって平均賃金は下がるのが予測できるので、下げると言ってる。
すなわち、庶民である自由業者や農民は減収、労働者も減収、年金者も減収が確定した、見事な現代政治の姿だ。
誰が葉っぱを吸おうが、交通事故の種類が変わろうと、韓国の大統領が何をしようと、我が国民の生活には関係ないニュースを見せられて、まやかしに騙されているのだ。
心の豊かさも追求できない、お金の余裕もない。未来への希望も描けない。こんな状態から私たちは脱出しなければならない。
政治には全く期待できないことが判りました。
ひとりで生きていくことは難しいのです。稼ぎを増やすことも困難です。
一緒に暮らす数の分母を増やすことでしか、もはや防衛策はないようです。
帰りなんいざ故郷へ。帰れば老いた父母が喜んで迎えてくれます。クワを持って畑を耕すのです。田んぼに水を張って、コメを得るのです。
買ってた野菜買わずに済みます。最悪、コメと味噌と屋根があればなんとかなります。
家賃も払わなくて済みます。暖房費だって半分になり、年金の目減りを大きくしのげるでしょう。
親孝行しておけば、背中を見た子も、貴方を捨てることはないでしょう。
そういう時代になったのです。ようよう考えて振り出しに戻れば、新しいスタートになるはずです。
故郷がある人は、帰りなんいざふるさとへ。

金曜日, 11月 25, 2016

商道徳(その2身近な話し)

ビジネスを継続するには、どうすべきなのだろうか?

「顧客の安全を保証する」ことだと考えています。

直前のパンの添加物の記事。
 それはパンのみの事情にあらず、米にも野菜にも、お菓子にもお酒にも、およそ日本で販売されているもの、殆どに発がんの恐れのある薬品があふれるほど使われています。

そばアレルギー・米アレルギー・酒アレルギーが、そばや米やアルコールに起因すると語られていますが、進化論的にも「米やそば」アレルギーのある「ヒト」が誕生する訳がない。

もし居たとしても、とうの昔に死に絶えていて、淘汰済みの遺伝子なのです。

研究者は、そばやコメしか見ていない。中に含まれてる化学物質や不純物について、考えを巡らすことは禁じられてる科学者の見解だろう。

ワタシは、現代においてアトピーとかアレルギー疾患が確認されている原因は、人為的に加えられた化学物質や精製の不純物による悪影響だと考えています。

圃場を見ていると、300坪当たり悠に100キロを超える化学肥料、キロ単価100円を割る化学精製商品って、不純物の塊なのでは?

コメを作る時かならず使う除草剤と殺虫剤のネオニコチノイド類、何より田んぼに生物の痕跡がなくなる。
トンボも蜘蛛もほたるも居ない、水草も生えない環境で作った安心のおコメ?って、想像するだけでおおよその成分が分かろうか。

そばアレルギー・小麦アレルギーって? 荒れ地に蒔いても、そば以外生えてこない圃場の蕎麦、麦だけが旺盛に生えて居る圃場の小麦に、なにがしかの仕掛けがあるとすれば、除草剤耐性の種が仕込まれてると考えない限り、夏の間じゅう草と闘ってる農民には理解できない。

TPPなど貿易法によって、その法律に拠る野放し規制が掛かる前に、あるいは施行後も生き延びるには、そうした商習慣の外に生きる以外に、己を護る・顧客を護る術はない。と結論付けている今日このごろです。

ワタシは、この意見に賛同してくれる消費者を探して、共に安心の世界を築きあげていこうと考えています。

商道徳と公務員の倫理規定

日本の商道徳を改めない限り、中国に取って代わられてしまう。アメリカに太刀打ちできない。

昔の日本人の道徳は、武士(役人)も商人もケジメが身についていました。

賄賂を受け取らない。

主人に背かない。すなわち退職後に敵対するお店に行かない。同列の職業につかない。

ように教育されて、それを護ることが美徳だった。

一方、日本のお役人を見ると、少し前は薄給に甘んじて、その見返りとしての天下りが有った。
民間から見れば、ひどい話だがまあ許せる幅があった。

ところが今はどうか!20年来の不況が公務員給与と民間に逆転どころか、地方に行けば数倍の開きにまで、優遇されている。

しかるに、天下りの文化は花盛り。 長野県の林務課と森林組合の癒着は、架空発注までしてジャブジャブだが、県知事も誰も天下り禁止を語らない。逮捕区の陰で堂々と組合長に天下りしている。(大北森林組合を変換しようとしたら逮捕区だって)

商道徳もいまは工業倫理とでも謂うのだろうか。
大企業を退職した技術者が大挙して海を渡り、韓国や中国に技術を移転してしまった。

ツケは、現れ始めている。韓国では失敗しているが、中国では実を結び始めて、我が国の技術を凌ぐ新技術による製品が生まれて、やがて世界にあふれるだろう。

これを、笑って見ている日本人は、世界で淘汰される側に回るだろう。


トランプ新大統領スタッフは、そこに気づいている。

天下りを禁止したのだ。能力のある者が新しい職にありつける魅力が、天下りを凌ぐ考えの者を集めることができる。不況こそが優秀な人材を選び出すチャンスであることを、、新大統領は肌で感じているのだろう。

優秀だ。

日本のしきたりに溺れたお役人、果たしてそのスタッフと胸襟を開いたお付き合いができるのだろうか?

ロシアも同じ、単に独裁という目でしか見れなければ、組やすしなんだろうが、粛清付きの政策は中国もまたそうなってきている。

国際間の腹芸はマムシにかできない。マムシとは、真武士だったりする。


そうした、大きな変革の中に私たちは、今居るのだ。

木曜日, 11月 24, 2016

七七七七仙人

名無し仙人というのだそうな。
師は、自然とともに生きている。

伊豆は、気候的にも土質的にも、日本とは異なっているのだそうな。
フィリッピンプレートの先端が、伊豆なのだそうで、日本列島に突き刺さっているが如く、地質も植生も違う。
でも日本。柿とみかんが共生していました。
師の家には、温泉がある。お父様が掘ったらしい。
全て、自然と共に生きられそう。
朝起きて、温泉に入り、鶏に餌をやり、うさぎを見て、適当に蒔かれた畑から、その時期のものをとって食べる。
サワガニも大きいのが居た。しかも毛ガニだ。沖縄の諸島にいるのと同じらしい。
流石、フィリッピンプレート。
ニンゲンが全部食べてはいけないと謂う。少し頂いて余ったら山や里の動物が食べる。
ご飯が余ったら、川のカニにあげる。大きくなったら味噌汁にしていただく。

これがまた、美味しかった。 闘鶏の鍋を頂きました。お命に感謝しつつ。
だから、米作も縄文の流儀なのだそうな。

それは、弥生の流儀なのだが、種は父でも産み育てたのは縄文の母の子なので、意志は縄文の子なのでしょうね。

何も入れないで、自然とともに育つ。うさぎと鶏の糞とおしっこが肥やし、かなり理想的。
その、翡翠の卵のゴハンが、また美味しい。

半日働いて、午後はゆっくり温泉に入って、本を読んで暮らすのだそうな。

我が家も、自然食だが、師の膳もまた、海の幸山の幸自然の恵が半端ない。
孫くんもまだ幼い小学生だが、自然のままが美味しいって、シッカリ理解出来てる。素晴らしい。

信州の仙人は、いよいよ俗世に未練あり、夏は冬越しの準備に、暗くなるまで働かねば。
冬になったらなったで、ナゼか街で働いて、まだまだなのさ。

日曜日, 11月 20, 2016

クラノマ 農の間 主の看板


きょうは、まいみそのの日

夕暮れに、旧主の肥料の看板を、改めて掲げる


昔の佇まいが戻る。おつかれさま。

土曜日, 11月 19, 2016

「農の間」部屋の正規の看板


 農の間、半月ぶりに開店しました。

元の部屋の利用者は、この看板をお持ちのクラノマのご先祖様。

これが正規の看板なのです。

偶然、農業肥料の商いをなさっていた様子。

明治の頃のお話しらしい。

後半の画像に出てくるけど、化学肥料というより、動物肥料を商っていたらしい。

部屋の壁や柱が、粉にまみれていましたもの。

ワタシの知る限り、松イカというのがあります。今で謂うところのホタルイカが、藁(ワラ)を編んだ筵(ムシロ)で作った叺(カマス)に入って、新潟から送られてきて、それを蚕を飼うための桑に与えたと父から聞きました。
ワタシが叺で見たのは、海塩と硫安でしたが。

その看板が、クラノマに展示してあったものを、今日洗って、墨入れして修復しましたので、しばらくしたら掲げてみたいと思います。


火曜日, 11月 15, 2016

骨のある意見の抜粋

本当に問われているのは、真面目に額に汗して働いて、財やサービスを創造して価値を生み出す自分の仕事に誇りを持つことが出来て、それでいて何も華美なことを求めるのでもなく、手作りの料理を囲んでの家族との団欒、1杯の安酒とゆったりした風呂、園芸か山歩きかゴルフか何か1つのホビーの楽しみしか必要としていない、慎ましい「労働者」の存在こそが資本主義の命だというのに、そういう人々を馬鹿にする資本主義になってしまったということである。

クリントンは、馬鹿にする側だから、それに対する答えを提示することが出来なかった。トランプは、彼らを馬鹿にしなかったのは偉かったけれども、間違った解決策しか提示しておらず、従って米国は自爆的な硬着陸に行き着かざるを得ない。

いや、私も、トランプが実際に大統領になれば、多少とも現実的な路線を取るだろうとは思っている。しかしかれの思考の核の部分に、長年に渡って培われた徹底的な日本嫌いが潜んでいることを軽視すれば、日本は酷い目に遭うことになるだろう。

著者/高野孟(ジャーナリスト)




トランプ政権が、「もっと金を出さないと米軍は撤退する」と言うなら、「結構なお話ですな」と応じるべきだ。もしそうなれば沖縄の基地問題は解消し、約6千億円の米軍関係経費の支出もなくなる。

北朝鮮の核・ミサイル開発は、第2次朝鮮戦争がもし起こった際、もっぱら韓国軍、米軍の基地を狙うためと見られ、米軍が日本から去れば、限られた数の核弾頭を日本に向けて使う意味はなくなる。

 現実には、米国が世界的制海権を保持するために不可欠な横須賀、佐世保両港や岩国の海軍航空基地などを放棄することは考えがたい。真珠湾も艦船の修理能力は乏しいからだ。

日本が「退去するならどうぞ」と言えば、相手は「ぜひ置いてほしい」と下手に出るしかない。
もしトランプ氏が「退去するぞ」と脅すならば、それは日本が「トランプ」(切り札)を握る好機となる。

だが、外務省や安倍首相にその度胸があるかは疑わしい。

寄稿/田岡俊次氏

続き

米スタンフォード大学アジア太平洋研究センター副主幹ダン・スナイダー教授も同意見で、『東洋経済オンライン』11日付で、トランプの勝利は「単に民主党の大敗とか、その一部に共和党員も含む政治的エスタブリッシュメントの大敗とかを意味するのではない。

もっと衝撃的なことに、同氏の当選により、冷戦以降2大政党共通の外交政策の柱となってきた、介入による国際協調主義が明確に否定されたということだ」と述べ、それが日米関係にどのようなインパクトを与えることになるのか慎重に見極めるべきだと指摘している。

また、トランプが意見広告を出して「日本人は意図的な円安で得た金でマンハッタンのビルを買い漁っている」ことを非難した80年代から、彼の考えが全く変わっていないことに注意を促し、まだ政権以降の準備も本格化していないこの段階で安倍が慌てて会いに行くのは「果たしてよいアイデアかどうか」と疑問を投げかけている。


カレル・ヴァン・ウォルフレン氏「安倍首相は絵空事だらけ」
 2014年11月17日バックナンバー

「安倍首相の考えはファンタジーレベル」/(C)日刊ゲンダイ

――最後にお聞きしますが、安倍首相をリーダーとして、また人間としてどう見ていますか。

 日本がどうあるべきか、という漠然とした考え方はあると思いますが、ファンタジーのレベルでしかない絵空事を抱いている。つまり、幻想の中で生きている首相だということです。まったく現実的な政治家ではありません。(インタビュアー・堀田佳男)

▽1941年オランダ生まれ。72年からオランダ紙の東アジア特派員を務め、82~83年に日本外国特派員協会会長。30年以上、日本政治を冷静に分析してきた。「日本/権力構造の謎」「いまだ人間を幸福にしない日本というシステム」はベストセラー。アムステルダム大名誉教授。

月曜日, 11月 14, 2016

酵素玄米食

酵素玄米食を最初に考えたのは、長岡勝弥先生です。
残念なことに普及を目指したと同時にお亡くなりになり、その弟子の方が遺志を継いで、開発当時のままに普及をされています。詳細は「酵素玄米 太陽の家」で検索してみましょう。
http://www.n-kousogenmai.co.jp/index.html

昭和の臭いのする器具と方法によって、手間ひまかけて炊いて保温すると素晴らしい食感を楽しめます。
残念ながら、その方法で炊ける方と出来ない方に分かれ、実現することが困難な方のほうが多いと思います。

書くワタシも後者であると考え、一緒に太陽の家のセミナーに参加した安江さんは、一式買って今でも美味しく炊けた酵素玄米を食べていて、おねだりすれば持ってきてくれます。

ワタシの家では出来ないことを悟り、どういう理論で栄養になっているか?模索して実現したのが宮下農園流、亜長岡式酵素玄米食です。
正直、それまで7年ほど玄米食を続けていましたが、もうこの釜は手放せません。ハッキリ言って、ただの玄米食はまずい、酵素玄米食が良いです。

なでしこ健康生活釜
http://www.hatsugagenmai.co.jp/

この釜は、韓国製ながら長岡式をなぞっていて、国内では一番価格パフォーマンスが高いと思います。
釜を買う時は「発芽玄米釜」「酵素玄米釜」などと入れて検索して、カスタマーレビューを読んで、お決めになったほうが良いでしょう。

さて、何故発芽玄米なのか?

イネの発芽理論では、発芽に至るには約100度日の積算温度が必要です。
100度日とは、発芽適温は27℃なのですが、27℃の水に4日浸種しますと芽が出てきます。
つまり、1日目27℃+2日目27℃+3日目27℃を加えると、27+27+27=81度日という風に積算していき、あと19度の4日目の夜に100度日に達すると、胚芽から白い芽が覗いてきます。この状態をハト胸と呼び、翌日から芽が青くなって葉となっていきます。これが稲作の現場での「発芽」です。

酵素玄米や発芽玄米食で謂うところの「発芽」とは、浸種すると温度にもよりますが、数時間で胚芽が水を吸って大きくなります。
イネの種もみの中で唯一生きている組織なのは胚芽部分で、これが水を吸うことで大きくなって、生命活動すなわち酵素が活性化を始めます。
デンプンは炭水化物すなわち、CHOでできていますが、酵素は球状タンパク質で、組成内にアミノ酸NH2が含まれていて、酵素の活性化とは、タンパク質が水を含んで加水分解してアミノ酸に代わり活動を始めるのです。

アミノ酸になった証として、臭いが出てきます。このニオイのもとがガンマー・アミノ・酪酸です。
横文字でγ-アミノ・ブタッティック・エイド、頭文字をとってGABA 通称ギャバです。
ギャバが爆発的に増えるタイミングは、20℃くらいで2時間ほど、つまりその変化が起きた頃、胚芽が膨らんできたのを「発芽モード」と呼んでいるのでしょう。

栄養学的には、芽が出る必要はなくギャバが増えればOKなので、「発芽」と呼ぶことも差し支えないと思います。

さて、GABA臭とは?農家がイネモミを浸種している部屋に行くと、ものすごい臭いがします。獣の匂いです。それをねずみが嫌い食べないのも頷けます。

鶏と卵の話ですが、哺乳類の起源になるのですが、穀類を食べて酵素を身体に取り込んで、その生殖時の匂いがGABA臭になるのは当然、ネズミになれば、その匂いのあるところに行けば食べられちゃう。で、逃げていく。それを「ネズミが嫌う匂いを出してる。」語る人がいるけど、どっちが先だろうか?

同じことは、哺乳類であるヒトにも言える。GABA臭が生殖の匂いであるので、それは脳に良い影響をあたえるのだそうな。深い睡眠が得られて、翌朝頭脳明晰になるのだそうな。

ヒトは、生殖環境が心地よいのは、子孫を残す課題を果たさねばならぬ命題を戴いており、それにヒトが向かうのは大自然の摂理にかなっています。

余談はさておき、何故発芽玄米食が良いか?
酵素玄米も発芽玄米も同じこと、GABAモードも発芽モードも、おなじ段階なので、酵素玄米ということにしますので、それぞれを読み替えて理解してください。

発芽時には玄米は多少柔らかくなります。玄米は硬いのでそれを炊いて食べる利点がひとつ。

玄米の利点は、外側の果皮、皮の部分には沢山のミネラルが含まれている。

もう一つ、急速な発芽時の胚乳(でんぷん)を消化させて、ブドウ糖を作って発芽させていく為に、果皮の内側、胚乳の外側に2層の糊粉層、すなわち酵素がたっぷり準備されています。
それを糠と呼び、白米では摺って洗って研いで捨てて食べるので、身体に入ってから白米を消化せるために、自分の体が持っている消化酵素を使うようになり、酵素が活性化するためにはミネラルも必要なので、それも自前の身体のものを使うようになります。

結果として、白米を食べると酵素とミネラルが欠乏するようになり、それらの欠乏は若い細胞をつくリにくくなって、お年を召すとシワやシミになって表現されます。

酵素の活動は、9℃から始まって、18℃は日本酒の醸造、27℃は発芽の適温、36℃は糀やヒトの体温、45℃は納豆の適温、54℃は野菜の酵素を復活させる温度、というように9度刻みで活性帯があり、逆にいいうと、それ以外の温度には雑菌が住んでいるのです。

生きた酵素は63℃を超えると失活してしまいますが、乾燥が先ですとカプセル化して休眠するようになり、穀物やお茶や麦芽のモルツのように、保存が効いたり100度を超える高温でも保存が効くようになります。

一旦カプセル化した酵素体を復活させる場合には、今度は100℃のお湯で沸かすようにするのです。丁度少し前に習った100度日に該当するような気がしますね。

上の温度から復活した酵素は、逆に73℃で活性化を保つようになる、不思議な現象になります。それに気づいたのが、前出の長岡勝弥先生です。

長岡式酵素玄米では、その理論に倣って圧力釜で炊き、73℃で保温して数日を経て食べるようになります。

玄米を炊く時に、酵素を活性化せるために海製塩と小豆や黒大豆を混ぜて炊きますと、アントシアニン(ポリフェノール)の働きで、玄米がより柔らかくなります。

それぞれ、そのようにして玄米食が楽しめます。

ただし、市販の玄米をいただきますと、果皮には土の成分を総て持ち込んでいますので、ミネラルを摂れる利点がある反面、殺虫剤や除草剤の酵素阻害剤をも取り込んでしまう恐ろしさがあり、場合によっては命にかかわる問題になりかねません。

ワタシは無農薬の米作りをしていますが、こんなに勉強しても収量はJA農家の2割位です。ですから市販の価格のお米では、玄米食をお薦めできません。

若くなる。元気になる。おなかが痩せて20代のからだになる。肌がツルツルになる。シワが無くなる。便秘にならない。痔が何処かに。頭も良くなる。等々沢山の利点がありますが、お気をつけたほうが良いでしょう。

釜を買って、少し高い自然米の玄米を求め、長岡式や亜長岡式の宮下式の酵素玄米食による、ユートピアをお勧めします。

欠点がひとつ、おならが出るのです。匂いはしません。もしかして姫なら馨しいかもしれません。

以上、酵素玄米食でした。

日曜日, 11月 13, 2016

自然農研究会「鴻南塾」説明など

クラノマ 贈り物展で「農の間」に宮下農園が出店します。 
期日;11月19日20日・26日27日・12月3日4日 
時間朝10時から午後4時までです。
場所;上田市下武石700番地 ハートフルハウス「農の間」

宮下和美が基本、常駐してます。

出展内容は、28年産、自然米の玄米と白米の展示。
まいみその 28年仕込みと、27年仕込み1年熟成の試食と販売
28年冬仕込自然米糀と甘酒の試食と販売、甘酒も準備します。
26日27日は宮下米のお酒も販売します。

自然農研究会「鴻南塾」のカリュクラムとさわりの説明と質問にお答えします。

武石の歴史と、科野の成り立ちについて、講釈と雑談。

前回は、あまりに忙しくて、お話しもできませんでしたが、今回はお休みを兼ねて、座っていますので、ゆっくりできますので、ごゆるりとお出かけをお願いします。

土曜日, 11月 12, 2016

陳勝呉広

「燕雀安知鴻鵠之志哉」

 紀元前209年より十年ほど前、紀元前230年ころ、農民陳勝が仲間との絆を忘れまいとして口ずさんだ。

「「出世してもこの仲間たちとのことは忘れまいぞ。」
バカにして嗤う同僚に内心応えて曰く

『燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや』

時は流れ、陳勝が兵役に在って反乱を起こす。呉広と図って秦の2代皇帝の転覆の反乱を起こす。
その時の激 「王侯将相寧有種也」 
「王や諸侯、将軍や宰相になれると、生まれた時から決まっているわけではない、後の生き方に拠るのだ。」

項羽や劉邦が漢を起こすために立ち上がるきっかけを作った張楚王、短命だが農民が反乱を起こして王となったヒト陳勝。

同志呉広と併せて、物事のの先駆者を表す言葉、『陳勝呉広』


その故事にならい、2200年後のいま塾を開きます。
その名を『鴻南塾』として、近日中に開講します。

『安全の食料を作る。』 科学する農業で安全を担保する学習。

植物の成長原理を学び、成長を阻害する要因を明らかにして、病気に耐える植生の実証から、ヒトの健康を実現できるようにする。


『農業で独り立ちする。』 安全農業による大型ビジネスの実践方法を共に研究。

安全農業を機械化して、安全の農産物の作り方、安全の農作業の取り組み。
農業環境により一人ひとりが異なる経営をしなければならない。それにはシュンペーターからドラッカーの経済学を学び、ビジネスとしての安全農業の実現を図るべく、実践に拠る検証を行います。


『地方から農業で立つ。』  安全の農産物を継続して生産して、地方での生き方を確立する。

雇われてする生き方ではなく、ビジネスとしての農業だが、消費者を騙す方法ではない、真っ当な農家として、持続する農業への取り組みを、継続して学びます。


『次工程との連携』 酒米の次工程である糀の製造や酒の醸造を科学する。

酒米の次工程は糀の製造、酵素力価の高い麹を得るために、農家がやらねばならないことを学ぶ。
同時に、杜氏はコメの成長の科学を知らずして、ポスト獺祭はあり得ない。やがて杜氏になろうとする者、ポスト獺祭を目指す蔵主に対しては、個別に未来の醸造法について、レクチャーします。

読者は、ポスト獺祭を目指す者に教えてください。

TPPは負け犬の政策だ。


日本人なら、最高峰の技術で挑め。
誰も作れないものを創って、孤高の技術にして輸出せよ。
さすれば、関税何するものよ。
関税がなければ国家が成り立たない。
国家とは、隔たった富の再配分が主な仕事。
自由主義がはびこって、それに流され再配分できない国家は、存在意義を失う。
一物一価の経済理論が成り立つ時には、ちいさな国家そのものが不要になるので、世界国家に富に再配分を委ねることになる。
言葉の違い、宗教の違い、機構の違い、生きていく背景の違った地域ごとに、それに適した国家が在って、それぞれが調整し合う事ができるのが国家。
TPPはそれを根底から否定する思想によって成り立っている。企業間が締結するなら故なるも、国家が締結するとなると、自己矛盾に陥るはず。
世界に誇る日本人なら、世界の誰も到達し得ない技術力を以って、まず、フクシマの地下を制して、次に海洋に向かえば、そこは競争のない新世界、関税掛けても世界は欲しがる。
農家よ、学べ、消費者のために安全な野菜を作れ、安全なコメを育てよ。
知らずに使ってる、その化学肥料。手がひどく荒れるから、軍手ではダメで高い手袋買ってるだろ、土壌消毒してるけど実は加毒だよな。それやめなけりゃ。
食品業者よ、危険な添加物を知ろう。こっそり入れてるその薬品、実は毒って知ってるだろ、頭いいもんな。そんな消費者騙して儲ける仕事やめて、安心の商品創ろうよ。
安全な食品をもう少し高い値段で売る努力をしようよ。ほんとうに必要なものを創って売ろうよ。
メーカーよ、安全なものを造り、人々の生活が幸せに変わる、そういうものを開発しようよ。
学者さんよ、もう少し広い目を養おうよ。もう少し手足を動かして、社会を見ようよ、自分にできる新しい社会を育ててみようよ。
みんなが、自分が経営者、自分が為政者になったつもりで、人々の幸せのために、自分に何ができるか考えて、新しい行動を始めようよ。
年金者だって、政治の世界で活躍することは、まだ、できるじゃあないか。
ワタシは新しい提案を実行する為に余生を費やすので、そっちに行けない。「いいね」した方で、余生あるヒトがいたら、立って、俺たちで新しい日本を創ろうよ。

安全が未来だ

自分自身で身を守る Self 
すなわち、自分のことは自分でやる。
政府に期待してもダメ、それを欲するなら、新しい政党を立ち上げて、彼らに任せない限り、やはり他力本願。
安全・事を構えない Safe
それにしても、安全しかない。個人も社会も、政策もだ。
倭人のルーツ、イネを作る、戦わない女々しい、ヒト。
私たちは、戦うのに向いていない。一人でも無理なので、つい全体主義になって方向を見失ってしまう。結果、悲惨な敗戦を迎えることになる。
それならはじめから、戦わずに平和を求めるほうが、近道。
乱世に絶対のもの、安心。個人としては安全な食品の生産、安全な商品の生産による、健康と平和の提供がビジネスになる。
海洋開発 Sail
ヒトが健康になる食品は酵素、酵素のルーツは海。
海はヒトや植物が健康に育つ源。
未開の資源が眠ってるのも、ヒトがある技術で向かえる未開の地は海底。
地球の大きさから見ても、海のほうが圧倒的に多い、そいつに向かい技術は、フクシマに対峙する技術と同じ、科学者が智慧を集めて挑むと、海が恵をくれるはず。
技術や安全を売る Sale
以下同文
できる新日本政府 Sefe
政府とは、公務員と政治家の集まり、どっちも新しくしないと、今のサラリーマンのポチたちに望むことが、そもそも堕落。
己等によって、なしとげない限り、それは夢物語。

木曜日, 11月 10, 2016

日本が取るべき進路

トランプ大統領のご提案の米軍撤退を選択すべき。

大きなチャンスが巡ってきた。

既に賽は投げられている。TPPなんて審議している時ではない。

現行憲法による平和国家を築くことができるチャンスなのだ。

戦争できる憲法に変えての米軍の撤退ならば、日本国家は破産する虞がある。

しかし、現憲法の縛りを中国・韓国・台湾・ロシア・米国ならびに世界に示し、平和国家を目指すならば、経済国家日本は世界に羽ばたくことができる。

その合い言葉は、セールである。

自分自身で身を守る Self 

安全・事を構えない Safe

海洋開発 Sail

技術や安全を売る Sale

できる新日本政府 Sefe




日本の政治も変わらざるをえない

世界は大荒れだが、確実に変化に向かって動き出すだろう。

イギリスが変わり、今度はアメリカが変わった。韓国は先取りしてる。

相場どうか?大して変わっていない。
円が買われたにしても100円の壁は越えなかった。株にしても米国系企業も値を下げてるが僅かにとどまってる。

誰も予測がつかないのだ、第一まだ先のこと、困惑するだけしか与えられていない。

面白いのは日本政府だ。まさに困惑の渦の中にいる。

TPPをどちらかに決めなければならない。

議決すれば孤立化だ。待てば奴隷。

ロシアと約束もしなければならない。いくらなんでもプーチンが来るのだ、しかもトランプと通じてる。

どうすんの? 日本国民に神は微笑んでる。

この方向を決めるのは、プーチンであって日本ではない。
提案を選べるのか?クリントンなら断れたが、トランプ大統領では!

ここいらで腹決めなければならないだろう。


これ目の当たりにして、日本国民が己等の意志を示せなければ、AB共々奈落の底だが、

意志を行動に変えることができれば、まさに、日本も変わることができる。


我ら庶民が生き残る秘訣は、刻々と変わる情勢に身軽に反応して、変わっていくことだろう。

それができるためには、小さな組織にしておくこと。

例えば日銭稼ぎなら、大きなショックに対応できる。

何か仕入れて売ること。永代蔵を読めば面白い。できる仕事の範囲で新しい商いを始めること。

田んぼを借りて自分が食べるコメを作ること。これならできる。ついでに2枚借りてもう一枚で野菜を作る。
ジャガイモの種は無いらしいから、鹿児島からさつまいもの苗を買う。ネギを植える。大根を蒔く。葉っぱはすぐに食べられる。自給自足だ。とりあえず年金が目減りしても、食ってくことはできるだろう。

何か備えておくことが良いと思う。

大統領選を見て

日本が独立できる。
正確には、日本人は独立心を持たねば、世界に置いていかれる。
これまでは、体制に従っていればよかった。それが敗戦国の生き様だった。
歴代の大統領は、政治家上がりだったので、レクチャーされれば「そうか」と、外人ながら、日本の建前と本音を使い分けてくれた。
彼が違う二つの理由は、政治家ではないので本心を通す。
もう一つは、それを許せる歳ではない。
ワタシもそうだが老人はなかなか妥協できないし、彼は挫折の経験が遠い昔なので、簡単には認めないだろう、4年位必要かもしれない。
本音の政治を国民も望むので、国内では国民に妥協する代わりに、外交や軍議では亜モンロー主義を打ち出すだろう。
アメリカのことだけ、日本の事情なんて一切考えてくれない。ということになる。
日米安保は、やめるぞと言って脅し「金よこせ。」となることは、もう通告済み。
引っ込める理由もなければ、回避案も不要なことははた目でも解る。 この一点のみは、内外から見てもどこから見ても正鵠の政策だ。
日本人は考えを改めて、自分で切り開いていく道を選択して、そうした指導者にいち早く乗り換える必要がある。
山本太郎議員の話に耳を傾け、彼のような政治家集団を選び出す勇気を持つことで、私達は救われるかもしれない。
雪は突然降ってこない、まず、霜柱を踏んでから。
イギリスのこと、アメリカのこと、次は日本の番だ。
いずれにしろ激動の時代が来る。
一人ひとりが、自主独立、自律して行動を始めるのが一番である。が、流石にみんなは難しいと思われる。
で、人任かせの姿勢は変えられない人も、そうした政治家を選ぶことは出来るかもしれない。
かくいうワタクシは、他人さまには依存せずに生きることを先日決めました。
なぜなら、己の欲するところに拠りて進めば、総てがうまくいくことに気づいたのです。
また、他人さまにやっていただいたならば、「有り難く、本心から感謝できる。」ので、「恩に報いる」こともできるようになります。
すなわちそれが、二宮尊徳翁の言われた「百事如意」の極意なのです。

長活き生き

生きてる者の勝ち
これまで負け組に分類されていたようだが、
1.まだ生きてる
これだけで、充分めっけもん。
2.年齢の制限を見た目からも取り去る
病気知らず、肌も若い(見た目は無理)胃腸も若い、何より意識が若い。
3.誰もやらなかったことが出来るので、そいつを見つけて、挑戦している
じっとしていられない。とにかくやってみる。それには、ワタシは意志薄弱なので「言っちゃう」こと。
そして「必ず始める」責任感が強いので「何時かやってる」
4.そいつの連続
シュンペータのinnovationって、そういうことらしい。
これで、オレは100まで勝ち組。
彼らはもう眠っている。
オレは勝ち組のまま生き続ける。

昨日、友人の父君の葬儀にて、お斎で伺ったお話し。
百歳のお誕生日を、丁度ひと月残されてのご逝去、直前まで、ご家族とお話しをされていたとのこと。
生前の父君は聡明で温厚な方でした。
誰も、晩年は仕事や活動を控えがち、ワタシの母はいま92歳、毎日畑で野菜の世話をしています。
体に良いと聞けば、迷わず試み、自分で育てたシモン茶、自分で摘んで干しておいたスギナ茶、息子が醸したEM茶、自分で醸したヨーグルトを定期的に飲み、はちみつで甘味をとって、砂糖の類は使わない。
土手も階段も、ひょいひょいと。
昼寝はシッカリ、新聞も隅々まで読み、常にどこかで働いてる。
そして、息子がヨタなので、いつも心配している。
つまり、活きてる。それだろうなあ。

年齢を脱ぐ。冒険を着る。

これまでのワタシの人生は、極ごく地味なものだった。
齢い67、いつ死んでもオカシクない。
ならば、貰った命だ。せめて余生は、派手に送ろうかと思う。
しがらみから、やりたかったことを諦めてはいないだろうか?
「生きてる!」だけで十分だ。せめて己の意志には素直に従おう。
やりたかったこと、しまっておいた引き出しから、引っ張り出して始めてみよう。
生きてるうちに出来るかもしれない。
そうすりゃあ長生きした果てに、「生きていて良かった。」って、必ず思える。
こんなオレでも、好き勝手に生きてるので、今でも感じてる。
「生きててよかった。」
思ってるだけは、若モンの桎梏。
年寄りの特権は、出来るチカラも智慧も身につけてる。だから毎日が挑戦のチャンスだ。
今日、お客様がお客様にワタシを紹介してくれた。
「このヒトは、会うたびに違うことやってます。」と。自慢されて。
みんな団塊の世代、相通じる処ありて、元気分けて、元気貰いました。
何やっても大丈夫なのです。いにしえの言葉あり、
「己の欲するところによりて、則を越えず。」

火曜日, 11月 01, 2016

TPPと消費税の矛盾を見て思う

自民と新進が国民を、TPPの罠に落とそうと必死の構え、図らずも正体が露見した。

彼らの言によると、我が国は輸出で息をしていく覚悟のようだ。
それは否定しないとして、

一方、消費税が我が国の主な税制にしようと努力も為されているようだ。

消費税とは、名と実質とは違い、国内の産業過程に課税する仕組みによって、税を蓄積しようという仕組みになっているが、

輸出に経済を託す場合、外国の消費には課税しないらしい。
事実、輸出に掛かった分は払い戻しているので、国内の生産時にかかった徴税のコストは全く無駄になるだけでなく、集めて輸出業者にお返しする仕組みなので、そいつが国民の負担になるので、国民総生産的には赤字になる税制である。

そのように考えると、国内消費対輸出の総生産が輸出側に振れるならば、消費税経済は,コスト割れを起こし、それに頼る福祉はめちゃめちゃになる。

このまま行けば、国内は疲弊してしまい、対策として物々交換や自給自足が増えるようになる。
その場合には、消費税は課税できない。

輸出に掛かる消費税はゼロ円だが、コスト割れを起こしてしまうので赤字になるので、現在でも冷え切った国内消費のみで賄う事も目減りして、人口が減っていく近未来を考えても、ますます税収と実質国内生産のファクターは減少に傾くことになる。

全く以って、矛盾に満ちた経済の仕組みが出来上がろうとしている。

このままいくと、我が国の経済は心もとなくなるので、新しい税収と経済方式を考え出さないと、破綻は回避できなくなる。


小生は、戦国時代の経済を考えている。あの時代にしぶとく生き残った者の、遣りようを学ぶことが良いだろう。

狩野派の美術、茶道や華道、武芸、きらびやかな京職人、そして、したたかな農民と商人であろう。

それらの生き様を学んで、明日の糧にすること考えている。


まず、己の人生を見直す必要がある。

働けなくなった老後を蓄えで賄おうというのは難しい。まして介護や年金にも頼れないらしい。
若いとて同じこと、他人に雇ってもらってお金を貰おうという生き方が難しくなっている。

病気になっても、これまでのようにお医者様に命を託して、安心していられる時代ではなくなるらしい。

ワタシは自由業をもう40年ほど生きてきたが、いっときたりとも誰かに生活の心配をいただくことなく、なんとか生きてこれた。
自由業とは、どんな生き方も出来、事実、沢山の稼ぎ方を目論んだ。本業以外はなかなかうまくいかなかったけど、諦めないことが肝心らしいので、まだまだやることは残されている。

自分の健康に気をつけ、病気にならないように、医者の世話にならないように、元気で居ることを心がけてきた。

病気になったら生きていけない、何か稼ぎを見つけて働き続けなければならなかったからだ。
でも、ソレが苦しいともひどいとも思わない。

父も母も農民なので、普通に働いて自分の食は自分で賄うことが当たり前と思っている。

母は92歳になろうとしているけど、無農薬の野菜生産の全てに責任を持って農作業をしていて、今でも自分の食い扶持以上の生産に寄与している。

畑から化学物質を取り除くことが、病気を防ぐ無農薬農業のキモだが、ヒトの健康にも同じことが言えると思う。

化学物質を食べないこと。酵素系の食料を食べること。組成の分からない甘味食品は口にしない。

これが医者に掛からなくて生きられる、キモだと思う。

怪我は別として、気をつけていればワタシは67歳だが、特に医者を必要とせずに生きている。
母も、懸案の親知らずを抜いたらモット元気になった。どうも悪い因子を植え付けられていたらしい。

そのようにして生きられれば、もしお迎えが来ても、抵抗せず受け入れる事ができる。

ワタシの隣の集落の皆さんは、殆どが野良でお亡くなりになられて、働いていてコト切れてる。理想的な往生だ。

ワタシも、そのように生きたいと思っています。

既に前期高齢者の仲間入りだが、普通に働いて、というより、むしろ新しい人生を歩み始めました。