無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

土曜日, 1月 31, 2015

いのちの値段

昨今、いのちの価格が釣り上げられているようだが、ワタシは、3000円であると思っている。
ワタシが販売している玄米1キロ1000円、まいみそのが同じく1キロ2000円、合計3000円なのである。
昨日、トライエッグの新年会の折、「宮下さんなぜ味噌売ってるの?」と聞かれて、改めて語っておくべきと気が付いた。

新製品を売るとき、否定的な言葉を加えると、どんなに努力しても売れないルールがある。
農薬の害、化学肥料の害、酵素阻害剤の害。これらを語ると、他者の欠点をいうことになり、これは否定形なので、当社の商品を宣伝あるいは売る場合に、語ることはビジネスシーンとしてタブーであることなので、ワタシはそれを語らないことにしました。

自然栽培の玄米を食べて、それで作ったまいみそのを食べていれば、自然に元気になりますので、「困っているから買ってくれ。」と押し売りすることは、結果としてお客様に得を売ることになるので、いつかわかってもらえる時が来る。

まいみそのは、食べると美味しくてやめられないので、2000円でその効能ができ、やがて自然栽培の玄米にも興味を持ってもらえるだろう。

この2つを食べていれば、元気になっていのちの得になる。そんな訳でいのちの値段は、たったの3000円。

月曜日, 1月 19, 2015

21世紀の資本 読後考察

感想文の続き(特別のメッセージ)

起業家にとって r : g が重要であろう。

商品ごとに  r : g すなわち資本の投資効率を時々チェックして、常に r < g になっていることを確かめる。自己資本の場合 r = g  でも良い。

借入金で賄っている場合  r < g から  r = g になったら、手を打つかその商品のジャンルを新製品に変え、r < g を常に目標にしていく努力が必要だと思います。

さてその努力は、自力でできるか? 少し前の時代には、社会全体が r < g に傾いていたので、独自の努力で間に合っていたところがありました。

残念なことに今は、 r > g が決定的になって、愚かな為政者は彼らに与する経済政策によって、更にその勢いを加速する方向に、また、反日という言葉によって、市民消費者まで全体主義に浸るようになってしまった。もう、後戻りはできないような気がします。

では、反日の 「日」 とは、どの階級を指しているのだろうか? 

資本の大部分を占める、数%の人々なのか? 

国民総生産の僅かの分前をみんなで共有している下層階級だろうか?

よく、考えて見る必要がある。自分は一体どちら側の人間だろうか?


自分が下層階級であることを知った大部分の方々に告ぐ。

己から生産の場に立って、学び考える。

意見・立場・利害を異なる者と集い、

社会の問題に注視して、その解決法を探りだす。

その時、それぞれのギリギリ譲れる範囲の中で、答えを揉み出す。

新結合という言葉を思いだせ。

出た答え、そう、それが、イノベーションだ。

それを以って、生産を目指せ。

シュンペーターさんの語った「新結合」なのだと思います。

でもこれは、100年前のお話し、少し時代が動いてしまいました。今の社会に当て嵌めるには若干の修正が必要だと思います。

ヒントは、フランソワ・ペルーさんが言うには、答えは「奉仕と参加の社会」にあるのだそうな。

ですから、フランスなのです。それなのに、、。

まあでも、ここは日本。その社会構造には馴染みがあると思いませんか。

21世紀の資本 読後感想文

トマ・ピヶティさんが、本当のこと言ってしまい、それがあっという間にベストセラーになって、世界中に翻訳されて広まったので、困る人がいる。  r > g で歴史の真実の理論を暴露されてしまったので、フランスを混乱に陥れようと、演じたのがアレ。
歴史の真実である理由に、千葉市花見川区武石町に武石胤盛なる豪族がいて、長野県上田市武石村に鎌倉時代に城を作ったことが明らかになった。武石村下武石の城下の跡を見ると、桝形など見事に城下町を形成していて、家老らの屋敷跡が伺える。

ここからがキモ、その当時だけの城下であったにもかかわらず、それから800年近く時代が移った今でも、この一角の屋敷は豪華で塀と門に囲まれている。

これが、封建時代を経た、資本の利益率を示す好例であろう。
思い起こせば、私が北回りで東北を車で旅した時、米どころとそうでない漁村などとの対比は、著しいものがあった。

そのような訳で、r > g は、将に21世紀の今日においても、資本主義を代表する式である。

打破するにはどうしたら良いか? 

お金のことは、お金では解決できない。当たり前だが、深い言葉である。

資本なき者達は、g すなわち生産手段 を増やすことに専念するより他に手段はない。

資本主義社会において、新しい生産の仕組み(=従来の生産効率を超える新商品又は生産手段)を導き出すこと、シュンペーターさんの言うイノベーションを起こすこと。

このイノベーション(新結合)は、旧g < 新g なので、資本のインセンティーブを誘う。すなわちこれが信用創造である。

かくして新しい産業と投資との関係は、 r = g となる。これが資本のダイナミズムであろう。

起業家は 旧g < 新g を留めなくつくり出すことにより生きられるが、 努力することを中断すると、r > g となり、勢いは資本の側に傾くのであろう。

幸いなことに g を手にする手法を身につけたものは、限りなくイノベーション続けて生きていくことができる。そのようにして、創業者に資本は微笑むのである。

精精努力あるのみ。




金曜日, 1月 16, 2015

二日酔いしない日本酒ができる

☆ 『二日酔いのしない日本酒の作り方を教える』ことができます。

光合成は、6CO2+12H2O →青い光と赤い光→ C6H12O6(ブドウ糖)+6H2O+6O2 の式で示されるように、大気中の炭酸ガスが水に溶けて、葉に当たる光によって、ブドウ糖と水と酸素をつくり出す反応です。
そのブドウ糖は、脱水縮合酵素+転移酵素の触媒にて、芽や葉が成長します。
反応式は、C6H12O6 →脱水縮合酵素(マイナスH2O)→ (C6H10O5)n セルロース となります。

日本酒の反応式は、デンプン (C6H10O5)n → 消化酵素(=加水分解酵素)(プラスH2O)→  C6H12O6(ブドウ糖)
ブドウ糖 → 酒母 (マイナス2CO2)→ CH2CH3OH(アルコール)


コメ粒ができる反応式は、ブドウ糖C6H12O6 →脱水縮合酵素(マイナスH2O)→ デンプン(C6H10O5)nで、デンプンにして蓄える理由は、消化酵素にてブドウ糖にして、上記反応式によりセルロースを作るため。

植物の成長・種子の成長全て、酵素の働きによって為されています。醸造もまた酵素を知らずして語れず、稲作の過程を知らずして日本酒の醸造を語るべからず。

逆に知ることの恩恵留まること無く、田舎の百姓にでも二日酔いのしない酒の作り方を知ることになります。されど、日本酒を作ることは出来ません。

百姓は、酒の作り方ではなく、コメの作り方を教えることに依って、杜氏がそれを可能にするという仕組みです。

仔細は、教室にて。

米作り 一からまで十一まで

☆ 『田んぼに化学物質を一切入れずに、おいしい米を作るのを、一から十まで理論的に教える』ことができます。

作ることだけなら、取り敢えず何処かから苗をもらってきて、植えればなんとか育ちます。それは遊びのこと。

「米作りで喰う」為には、労働を対価に変える必要があります。安くては何もなりません。反収幾らではありません。生活していけるかどうかが瀬戸際だと思います。

喰うためには、楽してとはいいませんが、苦労しただけ報われる成果がないといけません。

私は、一俵6万円はするお米を作ることだと考えています。

そうすれば、2町歩植えつけして反収500kg収穫できれば、取り敢えず千万円の売上分を収穫することが出来ます。それを売り切るにはどうしたら良いか。

それが、自然米を作る農家側の理由です。報われれば、真面目に取り組むようになり、それを土台に規模化も図れるでしょう。
ですから、売り方も学習の範疇です。

買うという字は、定価の4割で仕入れることを意味しています。
同様に売るという字は、(賣)士すなわち十一が上についていて、下の貝は貨幣の意味、定価の十ではなく、十一で売るという意味です。

この一に、意味が隠されているのではないかと、。

以前は、大福帳で一割の利息を付けて回収する意味と思っていましたが、最近では、付加価値つまり余分に付けて感動を誘うことや、それ以後もあるよというリピートの事ではないか。と考えるようになりました。

売りっきりではなく、「お客様のことを考え、お客様と生涯を通じて生きていく『覚悟』」ではないかなと、考えている今日このごろです。

具体的にはどうすればよいか?それは、教室にてお会いしましょう。


木曜日, 1月 15, 2015

食の持つ意味

無農薬の栽培原理は、種・土・水から、化学物質を取り除き、かつて自然界にあった環境を整えること。
同じことは、ヒトや鳥にも適用できます。自然の中で育った食べ物を食べ、昔の人が食べていたと同じ食事をすることで、病から遠ざかる事ができるのではないでしょうか。

動物園では、煮炊きをした食事を出さないことで、動物を成人病から遠ざけたといいます。
また、アラスカの民は、やはり煮炊きをしない生肉を食べることで、歯科医や医者要らずの生活をしているといいます。

当然、昔の人も同じように医者なしの人生を送っていました。ただ寿命は短かったようですので、参考にならないかもしれません。

私は、酵素中心の栽培技術を培っている関係上、酵素活性を考えて、酵素を活かして摂取するように心がけています。

また、10年ほど前に、父と先輩が同時に倒れ、おふたりとも、ある薬の投与によって、急激に痩せてしまいました。先輩は若かったので元に戻りましたが、父はそれが元でなくなりました。

その時、生活習慣を改めないと、自分で自分の人生を短くしてしまうことに気づき、ダイエットと食生活を改め、今日まで、植物の成長の研究とともに、食事の研究も行って、自己をコントロールしています。

其の甲斐あって、当時75kgあった体重は、現在60kg未満を、既に8年ほどキープしています。

食事は、自然栽培玄米食一日2回腹8分、自然栽培大豆の自家製味噌まいみそのの味噌汁、具は全て自給自足の自然栽培野菜、ジャガ芋、ネギ、白菜、人参、トマト、なす、うり等々、蛋白は魚が主、鶏肉はたまに、肉はめったに口にしない。

すると、若返りと同時に、持久力も半端無く、申し分なし。

酒は、自作のコメによる二日酔いしない日本酒しか飲めない。今は在庫無く、晩酌なしなので、こちらも健康一色。メデタシメデタシ。

月曜日, 1月 05, 2015

【全面広告】 私のできること。

かっこ良いことばかり並べたので、「 65年生きて、で、お前何できるの? 」っていう疑問を持たれたでしょうから、整理しておきたいと思います。


☆ 『田んぼに化学物質を一切入れずに、おいしい米を作るのを、一から十まで理論的に教える』ことができます。

その為に、一緒に考える塾を開きます。教わるんではないのです。考えるのです。合宿近日中計画。


★ 『二日酔いのしない日本酒の作り方を教える』ことができます。

日本酒つくりは、米作り理論をマスターした先に大きく花開きます。米作り塾を通じて体感できます。これある意味、杜氏希望者には革命的!住み込み検討あり 仔細面談。


☆ 『無農薬の野菜つくり・ある種の果樹つくりを通じて、健康で長生きする生き方』を教えることができます。

重要なのは酵素の働きです。酵素は、哺乳動物が培養して植物が育み、ヒトが食べて循環していますので、植物を病気しないように育てることができると、ヒトもまた病気知らず老化知らずに近づきます。

要は、健康によいことをアクティブに考え行動することで、人生が蘇るのです。


信じる信じないは、あなたの自由です。 当然ですがどれも簡単ではありません。

学んで、時にこれを習う

学んだら考える事。

書いてあることを鵜呑みにしてはいけないと思います。正しいかどうかは別として、自分で理解できるか納得するまで考える。

何故そうなるのか?復元性はあるのか?自分のこれまで培ってきた知恵・知識・やってきたことに対して、論理矛盾はないか?

考えることが重要です。今はネットや図書館・アマゾンでは中古本が安く買えます。疑問を持ったら学んで、「じぶんの頭で考える。」


そして、考えたら行動すること。まずやってみる。

当然、やってみるとうまくいかないこともあります。何故でダメだったのか?また考える。
運良く上手くいったらその理由を整理して、自分のポケットに入れる。

仮説をたてる、試してみる。判らなかったら考える・勉強して考える。少し前に進んだらまたやってみる。

やがて、何時でもできるようになる。


誰もやりたがらないことをやる。それは、難しくなくて面倒くさいだけ。きれいでないだけ、疲れるだけ。

そんな、ヒトがやりたがらないことをしていると、取り敢えず食えるだけでなく、儲かったりします。

やっている内に、面倒なこと・汚れるところに工夫ができて、簡単にできるようになります。

そのときに、「それは誰にもできなかった事」であることに気づきます。そんなもんだと思います。

土曜日, 1月 03, 2015

これから、、。 学ぶこと。

私は、このブログを、自律の礎として、書き認めるように、初めました。途中、楽天のに変えてみましたが、スケベなお嬢さんを騙る投稿に嫌気が差して、戻ってきてまた続けています。ちょうど10年になります。

 はじめ、ジャム屋になろうとして、八重洲ブックセンターで勉強しました。「生物科学」の本を買いまして、糖化を学びました。

お米を作るために、稲作を勉強して古典も学びました。作男の経験は5歳からなので、作業は60年のベテランです。

最近、酒米作りの必要性から酒つくりも学び、窒素のことを通じて、日本酒の醸造とコメの発芽が同じ理論でできていることを知りました。

百姓とは、百の生業を意味していて、百の職業をそれなりにできることを意味していて、そこそこにできると、百姓の称号が与えられるのだと、しみじみ思います。

ですから、還暦過ぎないと、百姓も本質に目が行かないのだと思います。60過ぎてはじめて一人前ですね。

「 生き抜けていく技 」 を身につけるには、「 学ぶ 」 ことに尽きると思います。

これからの対応 「実を持つ」

先の総選挙で、棄権したヒトの半数が日本共産党支持だったそうな。何故、支持してかつ行かなかったのか?
問題は、日本共産党にある。と考えています。足元を見透かされてしまったのです。顧客のニーズを掴みきれていないメーカーに似ていますね。
お客様のところに心が行っていないのです。
消費増税反対ではなく、消費税に反対するべきだったのです。何故、いつの間にか旗をおろしてしまったのか不思議でなりません。消費税を止めれば、出すべき政策が見えてきます。庶民と遠くはなれてしまったのは、かの党もまた同じ「ブルータス」だ。
どうせ、政権与党になんかなれないのですから、条件闘争ではなく、最後まで本質を貫いていないと、。私の知る昔の共産党議員は、共産党が政権をとったら、「即やめて批判する側に回る。」と言いました。
星は高いところにあって星、燦然と輝く星が見え無くなって久しい。

さて、そうは言っても何とかしなければならない。
政権も変わらなければ、消費税は相変わらず。景気が良くなりそうになったら10%に増税、巨大資本の思うままの世界になるのです。

庶民はどう生きればよいのか?

その流れと関係ないところに拠点を置くより他に、助かるすべはないと思います。

消費税・TPPの影響を受けない立ち位置は、自給自足です。

主食のコメは、ひとり約60kg、家族の分として300坪1反歩。化学肥料を使わず、農薬も除草剤も殺虫剤も使わないで、安心のお米を作るのです。上手く行けば500kgくらい収穫可能で、備蓄もできます。

大豆を畔に穴開けて数粒ずつ蒔きますと、すごい量が収穫できます。それで、冬に自分で味噌を作りますと、翌冬には美味しい味噌汁で、放射能に耐えられるからだを作ることができます。

慣れたら、畑も100坪から200坪を不耕起で行うと、色んな種類の旬の野菜に恵まれることができます。

我が家の隣のおくさんは、所沢から毎週通って、5反歩位耕していますが、やればできることを教えてくれます。
要はやる気ではなく、「やり始める」ことだと思います。

新春のNHKの番組で、討論していましたが、自分で生産手段を持たない者が、未来予測していても、「実際を知らずして実務を語る」愚かさだけが際立って、見ていて苦笑せざるを得なかった。

政治・経済そのものが、謂わば「シロウトに依って運営されている」虚構になっている。

江戸時代の武家では家単位であったので、家で農業を営み野菜を作り、林も持って衣食住をまがりなりにも自給自足して、まつりごとに携わっていました。
『 実を持つこと 』 これを全うしていたのですね。

私は、農地を大量に確保しています。自分の耕作地だけでなく、耕作放棄地を全て借り受けて準備しています。
既に開墾が済んで、作付可能な田んぼが4ha、ここでは「作付だけご自分で、毎日の水管理は当方で行う」委託栽培が可能です。

ストックの耕作放棄地は、田んぼが数ha、畑が3haほどありますので、これを順次開墾していきますが、一緒にやる仲間を募集しています。開墾からする自分の農地が持てるのです。

『 実を持つ 』 これを始めてみましょう。