無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

木曜日, 1月 29, 2009

紀州三宝柑、初釜

 紀州三宝柑が熟してきました。

 紀州のお殿が、まちの殿様戦に立とうと言うわけで、忙しくなる前に収穫をお願いしました。
さっそく送られてきた、新鮮な三宝柑で、本日、初釜の運びです。

 流石に、本年度はベテランの域に達したようで、我ながら気に入ったものが出来ました。

 ジャム屋の記事、農業新聞にも載せて貰って、少し前に進みました。

 冬来たりなば、春遠からじです。

火曜日, 1月 27, 2009

けだものと対峙する


 風邪を引いて暫く休んでいました。  

けだものは、それを山から見ています。 誰も野良に出ていないのを確認して、すっかり畑を荒らされてしまいました。

「少しの油断も許さない。」というばかりに鹿が訪れて、縦横無尽に走り荒らしていきました。

 やってきた奴は、普通の鹿の倍以上の大きさの糞を放る奴で、そこら中に足跡と糞をまき散らしていきました。 きっと大きな角を持った牡鹿でしょう。 不思議と作物に被害はなかったのですが、ネットの弱いところを集中的に壊してくれました。

 あたかも、「ほれ、もっと強く生きれや。」と言っているようで、私は、畑に立った途端、即座に決意を余儀なくされました。 これまで、廻りに流されて、やもすると弱気になっていましたところに、野生からのサインは、将に「天の声」として、心に響きましたね。

 『負けるもんか。』 こうなりゃ、鹿は良きライバルか、同志という感じですね。 とても親しみが湧いてきたのです。

 しっかり自然と向き合って、彼らの生態を観察し、心を読み、自然と共に生きようと、決意を新たにした次第です。

 さっそく破かれたところは繕い、新しくブルーベリーを移植した畑にはネットを完全に巻き、備えを万全にして、山の友人にもこちらの決意を誇示しました。

木曜日, 1月 15, 2009

おたやまつり

 田舎の隣町では、1月14日の昼過ぎから翌日まで、おたやさん と言うお伊勢様の代参祭りがあり、私たちは、そこに年始参りに行き、合う人ごとに「おめでとうございます。」と、ご挨拶するのがお正月行事になっています。

 そこの氏子は、毎年、正月じゅう掛けて山車飾りを用意して、披露します。
なかなか、時宜にあったテーマを選んでの出展で、豊受大神宮のお札を求めてお参りをし、5場の山車を廻りしなに、屋台をひやかしながら、だるまや招き猫をも買って帰ります。

 山車には、古町独特の人形や動物が登場し、特に上手なのは、蚊帳を使った背景で、峯や岩が臨場感を醸しています。「牛に引かれて善光寺」「牛若丸と弁慶の5条の橋」等々で、画像は、HNKドラマの天地人を模した、桜町の山車です。

 おたやさんが過ぎると、信州はいっそうと冷え込み、暫くは寒い冬の中に沈みます。

金曜日, 1月 09, 2009

初雪と格言【お金の事はお金では解決できない】


 今年の初雪は、年を越えました。
それでも降り始めると、しっかり積もり醜い物を無くして、よい風情を醸してくれます。
 撮影のタイミングを、少し夕暮れ時にして、白と紺のモノトーンにしてみました。
 こんな景色がよくて、何故か田舎に係わってきました。
ただ寒いだけの雪景色なのですが、ここで生きるぞという心は熱く燃えているのです。
 格言:【お金の事はお金では解決できない】
 話は変わりますが、ジャム加工の工程を変更しました。手作りのジャムをビンに詰めるのに、15キロ程度の量でしたが、これまで約1時間かかっていました。これが量産に移行する際のネックになっており、それを自動化する事が、売上げ増のひとつの課題で、結構な予算を必要とするので、売上げと見合った設備投資額を超えていて、長らく心の奥で逡巡していたところでした。
 
 この課題が最近解決しました。ある部品を工夫して大幅に工程を短縮したのです。それによって1分/キロが実現しました。しかもびっくりするような安価にてです。
 昔もこういうことがあり、しみじみ、「お金の事はお金では解決できない」ことを実感しています。
 窮すれば通ず、でしょうか。

火曜日, 1月 06, 2009

浅間山 (武石から見た場合)

 浅間山です。 武石下本入から見た場合にこの様な山容となります。
とても美しい眺めですが、残念な事に我が実家、小寺尾からは望む事ができません。

 新春の記念に、撮影しましたので、お楽しみ下さい。(撮影午後4時頃)

日曜日, 1月 04, 2009

株式稲作方法

 美ヶ原の源流域では、田んぼに清流が注ぎますので、無化学肥料・無農薬の栽培が有効だと思います。

 玄米の表皮には、水や土のミネラルがたくさん蓄えられますので、安心の玄米食を手にする事ができます。
 されども、農家は見ていないところで農薬を撒いたり、化学肥料を入れたりします。その理由は、収穫後に目方売りの取引だからです。
 無農薬で減収量で作っても農家にリターンがなく、無農薬のリスクだけが農家に掛かる仕組みでは、誰も無農薬など口先だけになり、信用できないので無農薬とは言ってはならない事になったのです。

 作付時に契約金をいただいて、収穫成果ではなく、無農薬農法での耕作委託だったら、農家は確実に手間賃になるので、安心して農法を研究できます。

 その試み版が、株式稲作方法で、委託者は自分が必要な面積あるいは株数を、前年に農家に委託します。

 農家は、需要に応じて作付をします。

 耕作・種蒔き・田植え・草取り・水管理・草刈り・稲刈り・脱穀・精米等々に、株主(委託者)が参加できます。

 自分の目で確認して農作業を体験し、安心安全のお米を手にする事ができます。


 この方法は、耕作ができなくなった地主がやっている手法で、作業は農協が全てやっています。但し、現状では農薬を使っての白米消費用なのです。
 都会のお客さまは地主ではないので、この方法は採れませんことと、無農薬の玄米を必要とする方、のみに向けての形を変えた提案となっています。

 これは、ある意味、先物取引に似ています。違うのは、買う人も売る人も、実体がある取引となる事です。秋が来たら、間違いなく必要な方法で育てた、その田んぼで穫れた玄米が引き渡される点です。

 少し、矜持的なのは、この手法が今の為替や株の取引手法を変え、正常化のヒントになるからです。
 此までは、全ての実体取引を統括管理する事ができなかったので、代表的な取引所を作り架空の取引により相場を発生させ、実体の取引をスライドさせています。
 現在のコンピュータ管理技術に依れば、全実体の統括管理が可能になりました。それをしないのは、一部の特権支配階級を失墜させる事につながるからです。

 何はともあれ、わたくしは、徐々に無農薬農耕を拡大していく所存であります。

土曜日, 1月 03, 2009

あけましておめでとうございます

 「わたくし」 でございます。
玄関先が大きな鏡となっておりまして、そこでご挨拶を兼ねて、ちょっと不思議な画像でお送りしております。

 今年は、まず羊を飼うところから始まります。最初に放牧地の整備から掛かりますので、その準備をいたします。

 せいしゅん村のみなさまとの、懐かしの里の整備計画にもぬかりなく、調えたいと思います。

 暫く手を離れていた、休憩所を整備する作業も取り掛かりたいです。ジャム工房も、冷蔵設備と糀むろを設置したいと思っています。

 工房には、販売スペースを作ったり、ジャム作りの体験をするスペースを広げる事もしたいですね。

 
 羊のオーナー募集と共に、美ヶ原源流無添加玄米の株主様の、宿泊もできるようにします。

 等々、忙しくなりそうです。どうか宜しくお願いします。