無農薬で自給自足

 今年から、無農薬農業にジャンルに、米つくりを加えます。 冬季湛水にて自然豊かな田んぼにして、ほたるの居る田んぼを創ります。   誰でもが簡単に無農薬の田んぼつくりができるよう田んぼを用意し、定期的に実習教室を計画して、自給自足の米つくりを支援します。  武石川の源流のきれいな水で米つくりをしましょう。  宮 下   和 美 

水曜日, 4月 26, 2006

梅は咲いたが

 紅梅

 梅は咲いたが桜前線は、等高線の壁に突き当たって昇ってきません。
 ここいらの桜前線は北上ではなく、もろに上昇するというわけです。

  何故かとにかく寒い。室内の仕事でもストーブを付けっぱなしにしないと、冷えてしまって、、。
 で、今年の桜の見頃は連休明けになりそうです。

月曜日, 4月 24, 2006

陸基礎

ついに平らになりました。陸基礎です。

思いのほか時間が掛かりましたが、フロワーに下水配管をあらかじめセットして、使いやすいデザインにしました。お楽しみです。

これから側壁を立ち上げて、建前に備えます。
まずは一安心。

日曜日, 4月 23, 2006

ネギ  不耕起のゆらぎ

 暖かくなってきたから、農作業に取りかからねば、、。

芋を植えました。撒きかな?芋は種だから撒きかなぁ。
ネギ苗も植えました。こちらは苗だから植えですね。似たような工程です。

 さっきから、こども達が新しい自転車で楽しく遊んでいます。
長男は幼い妹を前かごに乗せて、妹はとても嬉しそう。少しゆっくりになるので、その前後を今年小1の弟が顔を崩して行ったり来たり。兄は得意げで仕合わせが集団で春風に乗ってやってきたよう。

呼び止めて、「おたふく風邪直ったかい」『いいえまだです。』おい、スゴイ優等生じゃん。
「ネギ喰って直すか。畑で採りたてはあまいぞ。くえ」と渡してみた。
『からぁーい』結局3人共がふた口ずつかじった。『ネギの刀だぁー』腰に差してはじゃぐ弟。

 良い兄弟だ。 この里は君たちが宝だよ。

此処までは、昨日のこと。

 トラクターを借りて、長いことトガ畑になっていた畑を起こした。
1枚はファインさんの圃場、かなり細かい土になった。広い圃場なので少しネギ苗を貰って作ってくれないかなぁ、 まだ沢山苗があるのです。ネギは九条ネギです。
 次は、田んぼの候補地、畦畔を広くとってゆっくりした田にしょう。今年は稲でなく藁を作ります。(と、トラクターオーナーには言っておきました)そして、いよいよその畑に取りかかる。ロータリーを最低速にし、勿論耕耘スピードも1でやると大きな石も掘り出して、とても良い畑の感じができあがりました。
 さすが井関の新型乗用トラクター、良くできてる。 不耕起農法の決心が揺らぎますね。
 ワラビさん。例の畑、今度借りた時一緒に起こしてみようか。今の時期、起こしやすいので、一度起こしておくと後の草退治も楽になるような気はしますね。ネギ苗もあるよ。
 不耕起はそれから考えようっと。

金曜日, 4月 21, 2006

孔雀サボテン

 珍しい花が咲きました。
孔雀サボテンというのだそうです。
サボテンも横に葉が羽のように広がって平べったい弱々しい幹でしたが、根元から芽が出て大きな花を付けました。これは女房の作品です。

 里では桜が咲いているのに、山では雪になるそうで、美ヶ原にも霧雲が掛かって、寒くなりそうです。いつもの季節のサイクルが狂ってしまったような気がします。

 いつもならはじめる種蒔きも、工房の工事の為に間に合わずにいます。寒さを幸いに少し時期を送ろうと思っています。

木曜日, 4月 20, 2006

勘吉くんお手伝い


 勘吉くんはぴかぴかの一年生。でもおたふく風邪でお兄ちゃんと一緒にお休みです。
お母さんに付いてきて、こてならしに鏝均しをしました。(^^)
 ミキサーをのぞき込んで、ゴミが入ったか何度も目をこすっていましたね。早く大きくなって手伝ってください。その頃にはこっちは老いぼれ。でも、みんなそれに望みを繋いできたのですね。
 
 べた基礎がだいぶできてきて、均しの陸(ロク=水平のこと)もだいぶ綺麗にできるようになりました。慣れた頃にはお終いで残念ですが、次の工程が待っています。

 ロクデナシ これ農業用語  陸でなし=田んぼの土が水平になっていないこと。 

 陸均し(ロクナラシ)=田の代掻きの際、泥を船に入れたり丸太棒を縄で結んで引っ張り、土の高いところから低いところに移動させる作業を言います。

 勘吉くんは大丈夫だね。

火曜日, 4月 18, 2006

山が笑う



 芽吹きの時期です。

春の嵐が恵みの雨となって、桃園の苗に芽が出始めてきました。
高原では、梅も桜も一緒に来る。誰かが謂った800mより上に仙人が住むと、仙郷では全て平等なのです。
下の里では桜がようやくほころびて10日ほど遅れた開花になりそうなのに、ウドは雨のせいかいつもより早く芽を伸ばしています。

 山の木々の芽もいっせいに膨らんできて、ボーッと霞んだようになります。そんな風情を山が笑うと言うそうですが、もうちょっと先です。

月曜日, 4月 17, 2006

行者ニンニク



 行者ニンニクの苗を貰いました。スゴイ量の栽培をしている方が居て、いつも感心してい見ていました。
畑で一本貰って食べてみたがネギとニラを混ぜたような食感で、一本だけなのにからだじゅうに行き渡る気がしました。

 同じ作りにして畑の隅に植えることにしました。たくさんになるかなぁ、それはどんな仕様かって、、。ふふふ内緒。

 写真はプランターに植えた物です。

日曜日, 4月 16, 2006

自然体に

下手基礎です。

自然体で良いのでは。
あの畑は、よっしゃんのだし。
草を刈っていただけなので、代わってできるところまでやると良いと思う。
木を植えるのも良し、耕すのも良し。

でも、当方もたくさん農地が増えたので、もっと優しい耕地もありますので、野菜を作りたいのならこちらで。

金曜日, 4月 14, 2006

ランコウバイ

 事務所の庭のランコウバイが咲きました。このあたりの山で春一番に咲く花です。

 梅はまだ咲かないのです。今年は桜も遅れていて、上田城の桜は3分咲きというところですね。観光バスでのお越しの皆さんにはちょっと残念な結果となってしまいましたね。

 午後、ジャム工房の土台の採石を入れました。軽トラックに畑の石を採取して、採石。パンパンに積んで6台運びました。

木曜日, 4月 13, 2006

下水配管工事

 パルクさんにお願いして、ジャム工房の排水管の敷設を行いました。
レベルを出して水槽設置予定箇所に排水口を幾つか設けました。工事にはいろんな便利な道具があるのです。パイプの上端を水平に切りそろえるには、高さに応じて長さをセットして内側よりカットするアダプターがあるのです。
 今日は、2トンダンプも入手することが出来ました。ひどく古いですが機械にも再びの活躍の場を与えれば幸せになれます。段々と設備が整っていきます。

火曜日, 4月 11, 2006

すももとウグイス


 ありがとうございます。あれは、すももです。

 麦を蒔こうとして(本当は秋です)池に付けておいたのが期限が来たことと、恵みの雨を利用しない手はないと、夕刻に畑に行きました。

 雨に煙る山裾でウグイスが鳴いていました。

 畑は一位の木立ちに隠れた窪地で、静寂の中
朝からずーっと鳴いていたウグイスを聴いていて、涙が出そうになりました。

露地いちごの春

 いちごのわら覆いを外しました。
露地栽培のいちごです。土地は砂礫と弱粘土のこの地方では”ゴウロ”と呼ぶ痩せた土地に作っています。肥沃な土地ですと早く大きくなってしまい丈夫に育たないと考え、子供のうちは少し厳しい環境で育てた方がよいような気がして、いちごにもその環境を与えてみようと思っています。結果は2ヶ月後に出ます。
 秋植出しをして芽カキし、冬の間は藁を掛けてしっかり寒さを経験させました。今年はことのほか冬が長く寒かったですが、零下20度の下で元気に育っていました。「えらいなぁ」としみじみ思います。

月曜日, 4月 10, 2006

薄氷を踏む思い

 昨晩は新市の市議会議員選挙の開票がありました。
 これまでは2万5000人の町だったので、10時にならないうちに当落が判明したが、中途半端に大きな市だと人海戦術に限りがあるよう、深夜2時過ぎまで待たされました。それでも応援した市議が入ってくれて安堵しました。
 大きな選挙区に小さな町が合併するとどうなるかが判りました。大きく票を伸ばしたにも拘わらず苦汁をなめた方もおられます。我が先生の陣営も大奮闘で票を伸ばし、それ自体は素晴らしく有り難いことですが、薄氷を踏む思いに冷や汗のことでしょう。まあ、今日からは等しく市議さんとして頑張って頂きたいと思います。お疲れさまでした。

 合併してみると新市とは名ばかりで、町時代のハイテク庁舎から一転して、手探りの行政になってしまったようです。選挙集計も町ではコンピュータ仕掛けだったが、テレビで見ているとどうも手でやっているようでした。ちょうど息子のハイテクを認めたくない親父のようで、こちらは前途多難なスタートとみました。

日曜日, 4月 09, 2006

はじめての菜撒き


武石での作付け始め

 朝は少し冷え込んだ日でしたが、太陽が高くなるにつれ暖かくなってきました。
 アスパラ・牛蒡・サラダ菜を作付けしてみました。

 牛蒡の種の袋を読んで困った、耕土が浅いのだ。付近を探したらお誂えの物を発見。ドラム缶を半切りにして消毒用の水槽に使っていた桶があった、しかも底が抜けている!これを伏せていっぱい土を盛って撒いてみました。日に焼けて熱くならないように小寄せして。

 ファインさんは初めてのサラダ菜の種蒔き。面白かったようで一安心。

土曜日, 4月 08, 2006

国宝烏城

これ松本市深志城の石垣。
平城で築城前に沼地だったところと看た。

 石垣が乱積み。通常の城に見られる大きな積み石が隙間無く積んであるのでなく、荒く配置されて、その間に小さな石がたくさん組まれていて、決して綺麗な状態ではないけれど長く持っていることが判ります。しかも廻りは掘りではなく池なのです。

 そしてこの地は有名なフォッサマグナの通り道です。多分、松の生木をイカダのように床にして、其処に組み上げた石積みであろうと思います。揺れるところでは小の石が力を分散する役目を担っているのでしょう。これは天空の城ならぬ水上の城なのです。

詳しい写真は付けません、具体的にはご自分で行って確かめてください。これからの季節には良い散歩コースです。揺れる社会での生き方の参考にどうですか。

金曜日, 4月 07, 2006

れ!レベルが!


 今週はしっかり働いたので、きょうはお休みをいただいて、基礎工事を継続しました。ワラビさんにお手伝い頂いてレベルを出したら!なんと10cmも違っていました。
 恥ずかしいことですが、初めの位置出しのレベルをひとりでやった時、プラススとマイナス付近を使って調整したのが仇になったよう。

そう言うわけで直るまで写真はお休み。 代わりに新幹線上田駅手前の千曲川に掛かる橋と、太郎山の逆さ霧をお楽しみください。

木曜日, 4月 06, 2006

ウィークデイ


 右は、私の事務所です。

 1階が事務室、2階はミーティング室、3階のロフトには、10名ほど泊まれるよう作りました。

 非日常のムードが、独特の思考形態を呼ぶようで、どなたもいつもと違った自分に驚くほどの成果を持ち帰るようです。


  左は、当別荘地の入口の池に咲く桜の古木です。こちらも830mの高地にありますので、開花は遅く5月の連休に見頃となります。

 付近にお店はありませんので、急の来店では食事にありつけません。お越しの節は、予約を入れてお出かけをお願いします。

火曜日, 4月 04, 2006

ゆたかさ

 この里を活かして、

1.美しい自然にふれられる園地つくり
2.清潔な生活の場つくり
3.ひとの資質や能力を尊重し、自律して伸ばせる気風つくり
4.病気やけがの心配がない食物と環境つくり
5.資源を活かした成果をみなで享受する

 ようなことが期待できる処を創っていきたいと思う。

月曜日, 4月 03, 2006

基礎を打つ、ならぬ、積む

 目下の急務は基礎工事。
通常は型枠を組み生コンを打つのですが、私のモットーは自分ですることが良いことなので、枠の代わりにブロック積みをしています。
 
 外に軽量、内に重量ブロックを積み外断熱というわけです。
1昨日に2段について積み終えたところが写っています。養生コモを外して雨に当てたところです。春の嵐で降り込み、まあモルタルの為にはしっとりした強さがでたと思います。
 
 あまり実家のことばかりにかまけていると、山の神のご機嫌が悪いので、日曜の半日は出稼ぎ先の、いわゆる自宅というやつの庭木の手入れをしましたね。こっちも一人前に作ったので結構手入れ甲斐があります。

 勿論仕事もしなくては。と、、。本日は仕事始め。午前は境界標識の設置と測量。こちらもミニ土木で、穴掘り+モルタル練り+勿体なくもセオドライドなるもので位置と水平+めでたく測量作業。2件目は某庁をお訪ねして防災企画を練りましたね。一所懸命作ったシステムのお披露目をしました。反応がすこぶる良かったので期待に胸を膨らませているところです。そのあと、某さんの別荘を訪ねて建物測量。仕事よりお話の時間の方が多いのが玉に瑕。

 今日は、いっぱい働きました。あんた一体何者?てか、ん。深山仙人と呼ばれています。

 当地方は昨日から市議会議員選挙に突入、昨日は雨でみなさまお疲れでしたが、今日は元気いっぱい頑張っておられましたね。いい人が選ばれて欲しいですね。

日曜日, 4月 02, 2006

生木で物置を造る


 ちょっとおさらいを、

 ジャム工房の敷地には物置が建っていました。
そこに入っていた物を移す建物を建てなくてはなりませんでした。

 開墾した畑の畔にあったケヤキ・桑の木・梅を切って、その枝分かれした幹を使って、雪の降る最中に作りました。

 予算ゼロ円でしたが、結局屋根のトタンとボルトで2万円弱掛かりました。

 右の写真は、軸組の基本構造です。これに軒を差し掛けました。
梅の枝分かれ古木で、筋交いを掛け強度補強をして、基礎地盤を整えました。 順序が逆であります。

 全て常識破りの建築様式になっています。
田舎では、『えれえ”いぶせえ”ものを作くった、ない。』(ひどく、ごつごつした不格好な物を作りましたねえ。)
都会育ちの方は、「、、、、。」
 救いは、少数のご婦人の理解と、近所の小学生が親に『ああいうの作って』とせがんだ、ことでしょうか、はい。

土曜日, 4月 01, 2006

ジャム工房

 ジャム工房の建築から始めようと思います。

 屋敷の畑寄りの部分に工房を建てることにしました。

 建築も、自力で何処までできるかの挑戦です。たいへん!なのではなく土木建築が私の”趣味”なのです。

 身体はきついですが、毎日がわくわく楽しい瞬間です。

 小型重機は親父譲りのおもちゃ、重機のとなり左奥にあるのは電動モルタル練り機です。右奥は盛り砂、これで基礎が作れることになります。

 基礎はべた基礎。キーを変換していてドッキリです。

”べた”って、”下手”って変換されるのですね。